MIAA チャーターメンバー 渡航議事録 .
日 時 : 平成28年10月22日〜11月2日
渡航先 : ネパール
渡航者/作成者 : 鈴木信      
ネパールのカトマンズ空港へはカウンターパートナーで、ネパールライオンズクラブスクンダの会長でもある友人のアショク氏が迎えに来てくれていた。 早速孤児院に向かった。いろいろな事情があり、両親がいない子供を心あるネパール人が引き取り育てている。東日本大震災前から訪問していたこの孤児院は、人数が増えて場所も移転していた。就職して一人立ち出来るようになるところまで育てている孤児院である。以前は10人ほどだった子供たちは、34人に増えていた。 3歳児から18歳児まで、今年18歳になった4人は、水道工事会社、電気工事会社に働くことが出来たようだ。 この孤児院にネパール政府からの支援がないことから、子供たちの生活費が不足していた。来年からの子供達の生活費のまだ予定が立っていないという。 当会、宮城国際支援の会では、この施設に支援することにした。早速支援金10万円も直接手渡した。今後は、さらに支援金を届けることが出来るよう我々MIAAも助成金なども調査しながら、継続して援助して行ければと思った。

震災で壊れて使えなくなってしまっていた学校を再建したトーレチトレ村マハカリ小学校に行った。ネパール大震災で、校舎は大打撃を受けた。マハカリ小学校は標高2000mの場所に位置し、山岳地帯の学校である。まわりがすべて斜面となっており、農業で暮らしをたてている。
 

皆様からお預かりした支援金で学校が復活致し。今回の持参金50万円を支払総額150万円で修繕をすることが出来た。プラスして支援金5万円で給食の材料を購入し一人一人に配布した。


 老人福祉施設訪問

ネパールの平均寿命は男性61歳、女性63歳である。ネパールでも老人の問題は少しずつ増えて来ている。15年前には平均寿命が50歳だったネパールは、死産も減り、70歳を越える人も増えて来た。ただし老人への政府からの支援はなく、民間やボランティアグループで運営しているところがほとんどである。訪問した老人ホームは、ライオンズクラブで常駐し、レオクラブのボランティアで運営されていた。少ないけれども3万円を支援した。


 カガチ村学校給食配布事業

カガチ村は当会宮城国際支援の会が設立当初からかかわり支援してきた村である。カガチ村では子供の時に結婚させてしまう幼児婚や出産時に亡くなる妊婦や子供があり、診療所を我々で建設をした場所である。2003年に完成し数年間医師の給与も支払い、薬を提供し運営まで携わってきた。年に数回出向いた年もあった。今回は学校給食を我々日本人7名で手渡しした。今回は支援金を多くご寄付頂いた松田氏ご夫妻もカトマンズで合流し、学校給食配布事業へ参加して頂いた。子供たちは嬉しそうにして受け取ってくれた。支援金5万円で給食の材料を購入し配布した。また来れるように、なんとか頑張りたいと思った。

調査段階の2000年の年には生徒数は50人であったが、継続した年間24回の学校給食配布事業などの効果が現れ、今は550人の生徒数となっている。

 私立校訪問
幼稚園から小学校のこの私立校は、何度か訪問している学校である。震災で校舎は大きくひび割れて現在、修繕中であった。

当会MIAAにお預かりしたネパール復興支援金をこの一貫校に7万円、支援金を手渡しした。この学校は、カーストの低いことから、公立校に行けない子供たちのために出来た学校で、25年前に、ネパールの友人のお姉さんが設立して今に至る。今回の現状は、かなり悪い状況であると感じた。被災して生徒が勉強に来ていないようだ。本来であれば3倍の生徒がいなくてはならない。今後も継続して出向いて出来る限り支援して行きたいと思う。  以上で今回のネパール大震災への一連の支援に区切りを付けることとなった。しかしまだまだ支援が必要な施設は多く、政府の支援が進んであるところと、全く進んでいないところがあるという感じを受けた。塩釜青年会議所は1993年にカトマンズ青年会議所と調印をしており、そこから数えるとすでに23年が経過している。  我々宮城国際支援の会はれからも継続支援していけるよう最善を尽くしていきたいと思う。

2016年11月 
MIAA現地訪問直接支援金明細 マハカリ小学校修繕残金50万円
マハカリ小学校カガチ村学校、学校給食10万円
老人ホーム3万円
孤児院7万円
私立一貫校10万円
合計80万円